三田村: |
こちらは投資顧問会社だと伺っています。設立されたのはいつですか? |
泉澤: |
2008年5月30日です。設立してすぐに「100年に一度の金融危機」を迎えましたが、お客様に支えられながら、
着実にここまで来ることができました。前の会社に勤めていた時からの繋がりで、既に20年以上お付き合い頂いているお客様もいらっしゃいます。
本当にありがたいことと感謝致しております。 |
三田村: |
それだけ長い付き合いですと、お互いの考えが分かってくるものでしょうね。 |
泉澤: |
そうですね。お互いを知るということは非常に大切なことだと思います。今はインターネットがあれば、
ある程度の情報を手に入れることができますし、やりとりもできる時代ですが、お客様にお会いし、じっくりお話を伺うことにより、
お客様の投資スタンスを把握することもでき、当社のモットーである「各お客様に合った投資助言」ができます。
また、お客様としても当社が「どのような視点で情報収集しているか」「どのような方法で分析をしているか」を理解して頂くことにも繋がり、結果としてお客様にご納得頂ける成果と、
情報連絡体制が築けるのではないかと思っております。当社は、お客様とは一見の関係ではなく、長くお付き合いすることをモットーにしております。
お互いの顔を知ることで、より良いアドバイスができますし、長いお付き合いもできるものです。お客様が「もっと話が聞きたい」と望まれるのであれば、
私はできる限り赴きます。
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三田村: |
実際にお会いして話をした方が安心できるでしょうからね。ところで投資顧問という仕事は、
結果が求められると思います。それだけにプレッシャーを感じることもあるのでは?
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泉澤: |
常にプレッシャーとの闘いです。お客様に銘柄をご連絡する前日などは、未だに寝付けないこともあります。
あらゆる角度から分析して自信を持って導き出した結果であっても、最終的な決断を下す時は緊張するものです。 |
三田村: |
それだけに、結果が出た時の喜びが大きい仕事とも言えますね。 |
泉澤: |
そうですね。投資顧問という仕事は、結果を出してお客様に喜んで頂かないと成り立ちません。インターネット上では情報が溢れ返っておりますが、まさに玉石混合です。ですから自らの人脈、情報網を駆使し、自分の目で情報を精査し、判断する必要があります。ただ、どんな職業でも求められると思いますが、最終的には「センス」も重要です。天性のセンスという意味ではなく、分析を繰り返し、積み重ねてきたことによって得られるセンスです。この仕事をしていて悩むことのない日などありませんし、絶えず勉強していなければなりません。それでもお客様に喜ばれた時は「この仕事に携わっていて良かった」と、全てが報われる気持ちになりますね。 |