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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

再び小池劇場も、市場割り切って個別物色!

  

東京都議選が終わり評価はいろいろ分かれるところですが、改めて小池パワーを感じざるを得ません。選挙戦を前にして過労から倒れてしまい入院したことは、小池都知事にとっても大誤算であったと思われますが、投票日前の630日に退院し、72日に急遽都庁で記者会見し「倒れても本望」の言葉を残し、これがメディアに大きく取り上げられました。

 

これも小池都知事独自の戦略であることは否めませんが、その後3日には各選挙事務所への応援に回り、最終日1日だけということで効率重視の戦略から激戦区である16選挙区を回り、そのほとんどの選挙区で応援した候補者が当選を果たしました。

 

マイクこそ握らず、あくまで選挙事務所訪問ですがネットを中心にニュース配信されたことから、都民ファーストの会にとっては予想以上の援軍となりました。

 

事前予想では自民党が70%の支持を得ていたことからも、選挙期間中のギリギリまで投票先を決めない女性心理にも、この病み上がりの小池戦略は的中したと思われます。いずれにしても今後の政権運営にも、お尻に火の付いた自民党には緊張感が生まれ、物事の決定遂行ももう少し円滑になるものと思われます。

 

さて、昨日の株式市場はNASDAQS&P500の新高値と米国高を受けて期待されましたが、都議選の結果からかトーンダウンでありました。ただ、冒頭の題目の通り、個別物色は盛んであります。

 

既に日銀は225ETFは購入しておりませんから、昨日もSBG、ファストリが大きく売られ日経平均は冴えない展開ですが、日経平均よりTOPIX、更に2部、JASDAQは逆に高い状態です。

 

値上がり上位銘柄を見ても小型株がずらりと顔を揃え、小型株ゆえボラティリティは高くなりますが、個人投資家にとっては悪くない相場展開ではないでしょうか。ボラティリティがないところに資金は集まりませんから。

 

 

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