ワクチン接種のスピードがだいぶ上がってきております。良い傾向ですね、これが進むにつれて、世論によるオリパラの開催有無にも予想通り微妙な変化が出てきております。7対3で延期中止が多勢でありましたが、現状は6対4という状況に変化が出始めております。
開催有りに傾いた人の中には、ここのところの感染者の減少傾向とワクチン接種の異例ともいえるスピード感によるところが大きいのですが、加えて日本のアスリートの活躍が目覚ましい光明をもたらしております。
水泳の池江選手の感動の大復活、体操の内村選手の4度目オリンピック、更に陸上の山縣選手の100メートル日本新記録、など厳しい環境の中でも血のにじむ地道な努力を重ね、今の閉塞感に閉ざされた社会で夢と希望を我々に提供してくれております。
丸川五輪担当大臣の言葉みたいで躊躇しますが、こういうアスリートの活躍が「無観客なら?」、と世論を動かしている一因でしょう。
分科会の尾身会長の危惧する意見はまっとうだと思います。ただ、当欄でも申し上げました通り、明らかに数字とともに変化の兆しは出ており、既に開催が決定事項であるならば、透明性をもって金銭的なものも含め、説明すべきだと思います。
どこかの新聞社のように、東京オリパラに反対の社説を大々的に掲載し、傍ら東京オリパラのオフィシャル・パートナーの地位は確保しているというダブルスタンダードは理解に苦しみますが、政策サイドは納得のいく基準を表明する説明責任を果たすべきであります。
さて株式市場は今週メガSQです。5月のSQで荒れましたが、外人投資家動向を見ていると、今週はそう荒れないと予想しております。昨日も申し上げました通り待機資金の量が尋常ではありません。運用機関がキャッシュのまま持ち続けることはあり得ません。
既にいろいろなところで花火は上がっておりますが、個人投資家が儲かる相場、「森より木」です!
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