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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

えひめ丸20年、当時の総理大臣は今話題の森会長。

  

 株式市場からは少々離れますが、一昨日は愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」に米国原子力潜水艦が衝突して、生徒9人が死亡した事故から20年という日でありました。

 

 この事故がきっかけとなり、被害関係者の支援などで関係が深まった愛媛県とハワイ州は姉妹提携し交流が始まり、20年の歳月の中で若い世代に引き継がれ、事故を風化させないために、現在でも高校生のハワイ派遣事業なども行っております。

 

 今年も追悼式典に遺族や宇和島市関係者が参加を予定しておりましたが、今回のコロナ禍で実際の参加は中止となりました。愛媛県とハワイ州は毎年ハワイの大学生らを愛媛県に招くなどして、親睦を深めておりましたが、今年はビデオ会議によるオンライン交流となったそうです。

 

 当時、この事故で米国側は速やかにブッシュ大統領から当時の森首相に謝罪、パウエル国務長官より河野外務大臣への謝罪が伝えられ、更に、当の原子力潜水艦「クリーンビル」の船長が全面的に私のミスであると認めておりました。

 

 読者の方は既にお気付きだと思いますが、そう、この時の総理大臣が今は渦中の森氏であります。当時高校生がハワイ沖で演習中に潜水艦とぶつかって9人亡くなっているのに、平気でゴルフをしており、世間から大ひんしゅくを買ったことは記憶に鮮明に残っております。

 

 森首相の言い訳じみた会見に比べ、米国高官の潔さが際立ちました。その当時の森首相、時を経て今回は女性蔑視発言で注目を集めております。ここでも全く潔さはなく、謝罪会見でも全く反省の色は見えず、記者からの質問に逆切れする始末です。しかし、この原稿を書いている11日に辞任を発表しました。

 

えひめ丸20年の呪い、犠牲者の怨念と思ってしまうのは筆者だけでしょうか。

 

 

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