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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

アグリテック関連に注目...続編!

 

新型コロナウィルスの影響から、ロシア、中国、カザフスタンなどが穀物輸出を禁止していた問題で、ロシアが今年の収穫高が例年の水準まで回復する見通しが立ったため禁輸解除となる見通しを出してきました。

 

ただ今年はあまりニュースになりませんが農作物の蝗害(こうがい)が大きな問題となっております。アフリカで大量発生したバッタの群れが農作物を食い荒らし、どんどん移動していることです。

 

地球温暖化による異常気象も大きな要因ですが、現在でも東アフリカのいたるところで繁殖が進み、成虫になると一日100キロも移動し、また新たな群れをなし食い尽くすという悪循環で、全く終息のめどが立っていない状況であります。

 

普段は乾燥している土地にサイクロンが大雨を降らしたことがきっかけらしいのですが、これも異常気象のなせる業かと思われます。もともと穀物生産量も、消費量もどんどん伸びているアフリカ諸国での蝗害は世界の食料需給に多大な影響を及ぼしそうです。

 

昨日のアグリテックでも注目いたしましたが、日本の食料自給率の低さを見ても、農家の高齢化や後継者不足といった問題を含めて、日本の農業生産性の向上を計るべく、ロボットやドローン(無人小型機)など、農業に最先端技術を活用する“アグリテック”が必要不可欠であります。

 

そこでスマート農業の登場となりますが、政府の後押しを受けて現在北海道で「セラク」の緑クラウドというシステムが稼動しております。データに基づく完全なシステム管理で人を介さず生産性を上げるらしいです。

 

日本の食糧問題、農家の生産性向上並びに存続の問題と一気に解決の芽が見えてきております。恐るべし、アグリテック関連。周辺銘柄はセラクを筆頭に結構隠れております。

 

 

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