年初に順調なスタートを切った日本株式市場ですが、一進一退を繰り返し1年が経とうとしています。
本年の相場は東証1部銘柄の急落に、東証マザーズやジャスダックなどの新興市場の下落が続くなど、1年を通して難しく感じられますが、株価が上下に大きく動くのは株式市場では理の当然のことです。
それどころか、大きな下落のなかった昨年の相場の方が物珍しいと云えます。それを考えれば、今年は相場の変動が大きい本来の相場を経験できた訳です。
そもそも株価の上下動が大きくなければ、儲けるチャンスも与えられません。個人投資家の方にとっては、日々の相場から学べることは多くあり、損失が出ても先行投資だと考えるようにして下さい。
或いは、損した分は株式市場へ貯金をしたと思って下さい。地合いが回復し、上昇相場になれば倍返しで引き出してやりましょう。
今ここで改めて思い起こす言葉があります。「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福の中で消えていく」。米国の著名投資家ジョン・テンプルトン氏の名言です。
既に株式市場のサイクルは、“楽観の中で成熟した後、いつの間にか、幸福感の中で消えてしまった”のでしょう。
いつものことです。そして、次には再び必ず、「悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ」タイミングはやってきます。
混沌相場の中で株価水準は陰の極を示しており、売られ過ぎた銘柄は山ほどあります。ここからは、悲観と懐疑の中から大きく生まれ育っていく銘柄を探して、じっくりと仕込む好機です。
2019年亥年相場の「新春お年玉銘柄」にご期待下さい。
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