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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

パニックに流されない投資家、賢明な投資家

 

不安感という感情(心理)は人間の行動に強く影響を与えます。そうした人間心理による行動への先入観・偏見などを経済学に取り入れたのが「行動経済学」です。

 

不安感や恐怖心というものは、元々人間に備わっているはずの論理的な判断を悪化させます。

 

よく比較されるのが、「損失回避性」です。利益がもたらす満足より、同額の損失から被る苦痛の方が大きいため、損失を利益よりも大きく重んじてしまう人間の心理です。

 

昨今、株式市場の解説で度々使われるのが「リスク回避」、「リスク選好」という経済用語です。「米中の貿易戦争懸念からリスク回避が強まり株価が大幅安」「円安に大きく進んだため、リスク選好が回復し東京市場が上昇」など、今や常套文句となっています。

 

勿論、リスク回避の方が相場には大きく影響します。リスク選好でじりじりと上昇した相場は、リスク回避で一気に下落します。特に○○ショックと呼ばれるような集団心理が引き起こしたパニック売りは、論理的な判断などぶっ飛ばしてしまいます。

 

このような不合理なリスク回避のあおりを食らいたくないなら、信用取引で目一杯買うような暴挙は避けることです。手持ち株に余裕があれば、リスク回避パニックのときにでも冷静に対処できます。

 

先人は、「株は強気でも弱気でも儲かるが、欲張りだけが儲からない」と云っているのは、理にかなった相場格言なのです。常に欲張らない精神が必要です。

 

市場は全く逆の思考の人たちがいないと成り立ちません。売り手のみ、買い手のみでは値はつきません。売りと買いが揃って初めて値がつきます。正反対の相場の見解をした投資家、売買の基本方針が異なる投資家がどれだけいるかが不可欠です。

 

弊社の会員の方々やこのコーナーをご覧頂いている方々には、パニックに流されない投資家、賢明な投資家であってもらいたいと存じます。

 

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!

“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。