個人投資家594人を対象に「2016年の日本株相場を表す漢字」をアンケートしたところ、トップは『乱』(112人)であったことが分かりました。
今年2016年は大発会から6日連続安を演じるなど波乱の幕開けとなりました。年初は原油安や中国株の乱高下に揺さぶられ、6月には英国の欧州連合(EU)離脱決定、さらに11月の米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利などで日経平均株価は一年中大きく変動し、回答者からは「海外のニュースに振り回された」との声が多くありました。
上位は2位が「迷」(35人)、3位が「忍」「変」(いずれも20人)でした。相場が長く低迷した中で、海外を中心に情勢が大きく変わった1年を象徴する漢字が並びました。
実は15年の個人投資家が選んだ漢字も「乱」でした。ただ、回答比率で見ると、15年に「乱」を選んだ人は全体の9%で、今年16年は19%に上っており、より多くの個人投資家が波乱を実感していたのが分かります。
また、15年は3位に「昇」がランクインしていましたが、これは日経平均が15年ぶりに4月〜8月までと、12月に2万円に乗せたからでしょう。
来年酉年の「日本株相場を表す漢字」には、「昇」や「上」、「儲」などが上位に挙がってもらいたいものです。
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