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汎用型AIの実現で成長加速へ

 

人工知能(AI)が未来の経済に与える影響について、近年活発に議論されるようになってきました。AIの議論の際には「特化型AI」と「汎用型AI」に分けて考える必要があります。

 

特化型AIは一つのタスク(業務)しかこなせません。Siri(シリ)のような音声操作アプリや囲碁AIのアルファ碁など既存のAIはすべて特化型です。

 

一方、汎用AIは人間のようにあらゆるタスクをこなせます。一つのAIが囲碁をしたり、会話をしたり、事務作業をしたりします。汎用AIは研究開発の途上にあり、この世にはまだ存在していません。

 

専門機関によると、汎用AIは2030年には実現のメドが立つとしています。汎用AIが実社会に導入されるようになれば、経済に対するインパクトは計り知れないものとなります。人間の労働の大部分が汎用AIに置き換えられるからです。

 

特化型AIはすでに人間の能力を上回るAIが登場し、人よりも効率的に作業を行えるのも事実です。広い適用範囲と一般化力を持つAIの誕生は、1956年にAIという言葉が誕生して以来の「悲願」です。

 

しかし、実現までにはまだ長い道のりが待ち受けています。最近では、国立情報学研究所などはAI「東ロボくん」を開発し、AIによる東京大学の入試合格を目指していましたが、昨年、東大合格を断念することが発表されました。国語の問題などで、問題文を理解する読解力に限界があるとのことでした。

 

この東ロボくんの開発が直面したような課題を一つひとつ乗り越えていくことが、汎用型AIの実現には必要だと云えます。

 

AIが人類全体の知能を超えるシンギュラリティーは、2045年に来るのではないかとの予測もあります。AI開発がそれまでにどれだけ拡大していくのか、注視する必要があるでしょう。

 

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