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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

 騰落レシオは大底圏、青木レシオは安全圏?

  

 昨日はちょっとしたファナックショックですね。事前予想は良かったので下方修正は下へのサプライズでありましたが、上方修正で良い方にサプライズにはそれなりに買い物が入っておりますので、昨日の相場は日経平均の下げほど悪くない展開と思われます。

 

 好決算を発表した野村総研やSBテクノロジー、日本特殊陶、弊社でも注目していたザインエレクトロニクスなど、売買代金をこなして上値を追う銘柄も多く見られました。東証の売買代金も5兆円に乗せておりましたので久々の大商いであります。

 

 また目を引いたのは日経平均、TOPIXが下落している中でJASDAQ、東証マザーズは高く引けておりました。特別この上昇した小型株指数で今後の展開を予想はしませんが、東証の売買代金を含めて押し目買いの玉も結構出ているということです。

 

 さて、いよいよ選挙前で自民党苦戦が伝えられておりますが、内閣の支持率と政権政党の支持率を足した青木レシオなるものがあります。菅政権の末期も40%の壁と心配され、これを切ると時の政権は危ないとされております。

 

 過去にもこの壁にひっくり返された内閣は森政権、麻生政権、野田政権(民主党)と不人気政権が並びますが、現状不人気と言われる岸田政権の青木レシオは何と87%らしいです。

 

 まさに野党第一党の立憲民主党が情けないのと、自民党の根強い支持層があるのとで意外と高いんですね。昨日まで心配事を並べておりましたが、この数字に少々安堵しております。

 

 現状の相場は総選挙で自民党が相当数の議席減まで織り込んでいるようなので、選挙終了後、決算発表はまだ続きますが、あく抜けと好決算で普通に買われるものは買われてくる素直な相場展開となるのではないでしょうか。

 

 サプライズ好決算でいきなりSP高で乗れないようなものは別として、飛ばした後の初押しは買い向かいたいところであります。

 

 

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