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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

菅総理の顔色が変わり、相場も激変。

  

 一昨日、我が家人が「そういえばガースーの顔色変わったね。特に目の色が変わったね。」と申しておりまして、筆者は全く気が付きませんでしたが言われてじっくり見ると、なるほど言われてみればの感がいたしました。

 

 弊社のお客様に同じ問を掛けて見ると、概ね女性のお客様は「そう思うよ」と仰られます。傍ら男性のお客様は「そうか?あんまり変わらないんじゃないの」と素っ気ない返答、やはり女性は見るところが違うなと感心しました。

 

 当欄でも指摘しましたが、まずこんな時期に誰が総理大臣になっても同じ結果だったでしょう。前首相のようにやったものをやってないと平然と言い切れる良い意味での胆力、悪く言えば図々しさがなければリーダーは務まらなかったということです。

 

 菅総理、真面目だったんですね!選挙一つとっても9月総選挙で10月に総裁選なんてとんでもない奇策まで飛び出して、裏の勢力が試行錯誤していることをそのまま言ってみたりと、少々気の毒でした。

 

 しかしながらその菅総理のおかげで株式市場は一転強気モードですが、ここまで上昇してきた東京市場も未だ買いに分がありとの記事が、昨日日経新聞でも取り上げられておりました。

 

 まずは単純に空売り比率が依然高水準。更に本日株価指数先物とオプションの特別清算日(SQ)で持ち高維持のため、中には12月物へのロールオーバーが行われ、9月を挟むので配当分考慮して理論株価を求めると、12月物と9月物の価格差は普通同程度になるのですが、そこの価格差が存在すると限月間スプレッドからまた売りが入る仕組みで、現状12月物を俯瞰すると売り持ち高が解消したとは言えないと締めくくっております。

 

 更に、一昨日東証1部の値上がり銘柄は全体の73%で、SQ前に値嵩株に資金が吸い上げられるのはいつものことですが、これは明らかに値がさ株以外にも物色対象が広がっていることであり、内外の中長期資金が躍動し始めたのかもしれません。

 

 バリュエーションは超が付くほど割安ですが、何を買ってもいい訳ではありません。来週からは8月好決算を発表しながらも、軟地合いから評価外だったものにも物色に手が向かいそうです。

 

 

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