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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

更なる低位銘柄に大注目!

  

 市場参加者も夏休み取っている方が多く、筆者の後輩に当たる優秀なファンドマネージャー諸氏も、既にポジションを軽くし夏休みに入っているという輩もかなりおります。

 

 日本の場合、米国のように独立してフルコミッション的なファンドマネージャーはほとんどおりませんで、しっかり組織に属し、組織人としての権利である休暇も働き改革の一環として満喫しております。日本の場合多少運用成績が振るわなくても、即クビなどということも少ないので…。

 

 ただ、米国市場はというとトレーダーやファンドマネージャーが夏休みで出来高も通常よりも少ない中でもダウ、S&P500は最高値を更新しております。米国市場は既に第2四半期の決算発表を終えておりますが、8割の企業が事前の売り上げ予想を上回っております。

 

 日本と比較しても増益率は大きく、増額修正企業も日本の比率を上回ります。GAFAMに代表されるテクノロジーセクターはもとより、金融関係も事前予想を大きく上回っており、経済回復から消費関連セクターなどのサービス業も大きく数字を伸ばしております。

 

 ここが日本とは全く異なるところで、日本は製造業がけん引しておりますが、サービス業は惨憺たる状況で、はっきりとK字回復の様相となっております。このバランスの悪さ、いびつな状況は早めに修正されないと、好調な部分にもいずれ影響が及ぶ可能性があり、1日も早いワクチンの拡大からコロナを抑え、米国並みの人流の開放が必要なところであります。

 

 さて、それでも日本企業の努力は素晴らしく決算は良好です。目先の需給は個人投資家の間では東証マザーズの担保絡みがもう少しでしょうか。総じて個人好みの小型株市場もK字状態であり、上がるものと上がらないものがはっきり分かれますが、銘柄をしっかり押さえれば結構な値幅を取らせてくれます。

 

 相変わらずTOPIXの持ち合いは変わりませんが、もう少し個別銘柄で稼いでまいりましょう。

しばらくぶりの本当に低位の銘柄に触手を伸ばします。乞うご期待!

 

 

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