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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

物事が決まり動き始め、個別銘柄は既にサマーラリー。

  

さて、目先のもやもや要因も徐々に先が見えてきた感があります。緊急事態宣言発動と、いまだ一部では無観客、有観客の議論がありますが既に97%は決定した東京オリパラ、更に少々混乱したワクチン接種も、今後の加速化で感染者減も顕在化してくるものと思われ、物事が決まり動き初めております。

 

昨今、河野ワクチン担当大臣のメディアへの露出が増えておりますが、各専門家の質問に対して随分と低姿勢に、更に丁寧な説明をされている印象がございます。

 

河野太郎氏と言えば閣僚の中でも、非常に切れ者で自らの見識を持ち、時には高圧的な対応もするというイメージを持っておりましたが、今回の各メディア対応を見ていると、政府の不手際にも素直に謝罪されており、今後のスキームについてもわかりやすく説明され好感が持てました。

 

菅総理が掲げた1100万回接種目標を、河野大臣は現実的な数として80万回に抑えましょうとの提案が却下されたことも、100万回目標が自治体、企業の協力から140万回ぐらいに増えたことで、政府の甘い見通しが原因で混乱したことも吐露しておりました。

 

しかしながらこの柔軟な姿勢から、今後ワクチン接種率は加速度的に上昇し、感染率も下がってくることは明白です。しかも昨日の安倍前首相の景気に対する危機感の表明は大規模補正への布石です。であれば世界で唯一出遅れた東京市場の新値追いも想像に難くないと存じます。

 

東京オリパラ後には総選挙を控えております。現在菅政権が多少支持率に問題があっても、前代未聞のこんな時期に「おれが代わって引っ張る」などという度量のある政治家は皆無です。菅首相で戦うしか選択肢はなく、そのためにも財政、金融再び揃い踏みの状況が予想されます。

 

正直な相場は既に先を見据え個別銘柄が元気に動き始めておりますが、秋に向けて更に物色の幅を広げてくるものと思われます。先日のブラックロックではありませんが、世界の運用資金はこういうところを決して見逃しません。

 

 

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