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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

多くのエコノミストが見誤った市場が示唆する方向は?

 

 常に世界の最前線で活躍するヘッジファンドの成績が芳しくないのも頷けます。ここまでの米国市場を見ていても従来の価値観に基づく分析が通用せず、大きく勝負に出ると玉砕するというパターンが頻繁に表れております。

 

 米国市場での運用成績の伸び悩みを、何とか東京市場で取り戻そうと5SQの週に向けて仕掛け的に動いておりましたが、外人投資家、機関投資家などの実需が動いていない中で、個人投資家などを相手に売り崩すのはいつものように、割と容易にできたのではないでしょうか。しかしながら、果たしてどの程度買い戻せたかは甚だ疑問であります。

 

 それほど今回の相場は、相場巧者と言われるファンド筋が苦戦を強いられております。相場が上昇しているのに何でだ?と思われますが、年初から数多くのヘッジファンドが破綻していることからも明らかです。筆者も尊敬するエコノミストでユーチューブでも有名で、講演会には私も何度か足を運び学ばせていただきましたが、そのエコノミストは昨年末から弱気の警戒モードです。

 

 本当に聡明なエコノミストで、理路整然と裏付けもしっかり語られ、過去の歴史的背景もそこまでと思うほど勉強されており、日米はおろか、中国、欧州経済にも精通している気鋭のエコノミストであり、我々のような下々の助言業者も納得できる相場見通しを掲げており、全く脱帽です。

 

当たった、はずれたの問題ではなく、そのような特別優秀なエコノミストの尺度でさえ反れてしまう類を見ない相場展開である、と申し上げたいのです。いつの世も簡単な相場展開などありませんが、今の相場は「識者ほど間違う」のかもしれません。

 

そんな中、東京市場は日経平均が5日続伸し再び25日線タッチとなり、東証マザーズも先週の久々の4日連騰から、一昨日、昨日と続騰となり底打ち感が出てまいりました。

 

足かけ8ヶ月の調整となった東証マザーズですが、感染者の推移、ワクチン接種率、オリパラと懸念材料を横目に、材料株として再び脚光を浴びるか、興味深い展開となってまいりました。

 

 

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