株式市場は明らかに資金の動きが変わってきており、物色対象が大きく転換する過渡期ですから当然荒れます。ましてや今回は米国長期金利の波乱などもあり、米国ナスダック市場はザラ場12.5%の調整ですから東京市場もその影響は避けられなかったと思われます。
ここのところ日経平均も小型株のようにザラ場の乱高下が付き物で、昨日も米国市場のザラ場ダウ新高値を受けて東京市場も高くなると思いきや、意に反し寄り付き後売られしばらくは方向感のない状態でありましたが、さすがに午後に入りSQの週らしく先物に絡む資金が日経平均を動かしました。
しかしながら日経平均はそのような動きでも、TOPIXは終始強い展開で推移しており、現物市場はバリュー株、景気敏感株に資金はシフトしており、先物離れの実需買いであります。
NT倍率を見ても2月25日の15.662でピークアウト感が出ており、2018、2019年の個別物色は盛んであるなか、日経平均はレンジの動きであった頃の13から14ポイント辺りを目指すか興味深いところであります。
日経平均離れしたこれからの展開こそが個人投資家待望の相場であり、超値嵩株を買っていれば儲かった時代ではなく、選球眼が求められる個別物色の時代へと突入してまいります。
既にファンド勢は先物以外の資金を出遅れていた金融株、小売株などに資金移動しており、航空機や電鉄などの動きも見ても、まさしく新しい展開の始まりです。
弊社の最も得意とする相場展開であり、現在、個別銘柄を現物沈潜している英系ファンドを追跡してまいりますが、近々国策銘柄としてお届けいたしますので是非ご期待ください。
これから大化け銘柄の量産が始まりますぞ!
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