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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

IMF、日本の財政赤字にお墨付き。

  

 財政赤字につきましたは辛口で通っているIMF(国際通貨基金)が、先日日本の財政赤字に問題はないと、実にサプライズな発言をしました。これには日本の財務省も慌てたのではないでしょうか。

 

 如何せん、財務省は常に「日本の赤字は1000兆円だー、国民一人当たり900万円だー、子供に借金を残すのかー、」と危機を煽り続けており、それを擁護する発言をしてきたのがIMFですから、これは少々驚きを隠せないのではないでしょうか。

 

 IMFの考えは単純で日本は1000兆円の借金に見合う債権をもっているからです。世界各国を見渡しても日本ほどの債権国はありません。世界各国に多額の債権を保有し、すぐに現金にできるものもその7割を占めます。

 

 元々わかりきったことですが、なぜ財務省はこの事実を喧伝しないのでしょうか。常に緊縮、緊縮を訴え、常にプライマリーバランスを訴え、財布の紐を締めます。

 

 今回のコロナ禍でも、前安倍首相は経済対策の給付金等を支給しましたが、これも世界各国がいち早く給付したからこそ速やかに実現しましたが、当初は財務省寄りの前岸田政調会長の、困っている人に30万円の案(これもお金を出したくないから、ややこしくしているとしか思えませんが)が検討され、その基準にてんてこ舞いしました経緯があります。

 

 このコロナ禍で世界的に財政出動が当たり前となっておりますが、危機の状態をいち早く脱し、経済を元に戻すことが喫緊の課題ですから、財務省もしばらくはおとなしいと思います。

 

 でも、少しでも落ち着いてくれば、また「プライマリーバランスがー」と叫び増税を計るのではないでしょうか。なぜ、財務省は国民が幸せにならないことに邁進するのでしょうか。政府諮問機関に属していた、京都大学の藤井先生が「出世のため」と申しておりました。

 

 先生によれば、日本のトップ省庁である財務省の出世の基準はいかに出費を抑え、省内にお金をどれだけ貯め込めたか、だそうです。

経済成長1.5%、物価上昇率2%ぐらいまでは、エリート集団である財務省のお役人様には静かにしていてもらいたいものです。

 

 

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