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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

第99代内閣総理大臣、菅義偉氏誕生。

  

先月末突然の安倍首相辞任から二週間強、自民党総裁選に代わる両院議員総会で新たに第23代自民党総裁に菅義偉氏が選出され、16日召集の臨時国会で首班指名を受け、第99代内閣総理大臣に就任し、菅内閣の発足が事実上確定いたしました。

 

株式市場は、基本的な菅政権の政策は安倍政権の延長と考えられ、対立候補であった財務省よりの岸田氏や石破氏に比べたらマーケットフレンドリーと受け止められ、概ね好感されております。

 

また漏れ伝わる政策に、デジタル庁を設置し省庁を跨ぐ縦割り行政の打破を上げており、今までの非効率な政策遂行に風穴を開けてくれる期待感もあります。

 

常に緊縮財政を叫ぶ財務省に、安倍政権も政権途中で足元をすくわれ、せっかくのアベノミクスを失速させた経緯をつぶさに見ていた経験を活かし、省庁を跨いだ財政を活用してくれるか、大いに期待したいところであります。

 

また、金融政策のおいては日米欧が揃って緩和の動きは全く変わりません。EUも、これは歴史的なEU統合の第一歩だと思われますが、すでにドイツ、フランスが南欧の財政状況を救う方向で舵を切りました。

 

米国ではFRBが先日「ジャクソンホール会議」で、本来はインフレを起こさず物価安定が使命でありますが、雇用促進、景気刺激を優先し、物価上昇を容認する、インフレ率が2%を超えても緩和を続けるという歴史的声明を出しました。

 

従って、日銀も含め金融政策は更に株式市場に追い風の状況は全く変わりません。その方向性を受けて、昨日の日経平均は戻り高値を更新しております。出遅れ東京市場の宴が始まります。

 

率直な気持ち、岸田氏、石破氏じゃなくて本当に良かったと、市場関係者はみんな思っているのではないでしょうか。

 

 

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