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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

機械受注も12.9%減のリーマン以来の落ち込み。

  

昨日、GDPの驚異的な下げをお伝えいたしましたが、この先の設備投資を計るうえで重要な機械受注が本日内閣府から発表され、こちらも前期比12.9%減の2兆2243億円で4期連続のマイナスとなり、内閣府の基調判断は「弱含んでいる」から「減少している」に引き下げられました。

 

内閣府によると、3月末の集計見通しでは同期0.9%減を想定しておりましたので、実績が見通しをこれ程大きく下回るのは05年以降初めてであり、ここでもリーマンショック以上のマイナスとなりました。

 

各経済指標で出てくる数字は次々とリーマン時を超える悪い指標が並び、空売り筋が喜びそうな数字ばかりですが、それでも株式は下がらない。

 

いつもの財政金融論から離れ数字を追ってみると、第一四半期の決算発表が一巡し、全体として大幅な減収減益の結果となりましたが、前代未聞のコロナ禍で、相当危機感を持った各企業は腹をくくりコスト削減を徹底した結果、半数以上の企業が相当悪かった事前予想を上回る結果となりました。

 

この数字からも株式市場は、先週までの決算の数字に一喜一憂する超目先の動きから、いよいよ太い機関投資家の資金の動きが期待できます。

 

一昨日申し上げました通り主力株の中で出遅れていたグロース株の二番底形成で俄然株式市場は業績による選別を重視してまいります。それは赤字企業でもかまいません。的確なビジネスモデルから将来の成長に向けて発展途上であれば大化けもしてまいります。

 

コロナ禍で今3月期の予想が開示できない企業が全体の6割以上と異例の状況の中で、頼りとするのは緊急事態宣言下の最悪期とされる第1四半期の現実の数字であります。

 

最悪期の数字を把握できれば、今後は先物から離れ、太い資金による個別株の値幅取りが始まります。個人投資家にとって今まで以上に楽しみな相場展開であります。

 

 

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