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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

ペロブスカイト太陽電池関連に注目!

  

昨日、全固体電池の材料でFDK(6955)がストップ高となりましたが、それと同時にペロブスカイト太陽電池にも注目が集まっております。

 

ペロブスカイト(灰チタン石)構造という結晶構造を持つ次世代太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」の研究が国内外で急速に進んでおり、発電効率を高めるため加えてきた鉛に毒性があるため、できるだけ使わずに済む材料の探索が焦点です。

 

有機無機混合材料を使い、安価で軽量さらに曲がる「ペロブスカイト太陽電池」は、湾曲した場所にも設置できるため、自動車の車体やビルの壁面、ビニールハウス、テントなど多種多様の使用が考えられます。

 

世界中の研究者が最終プロセスと考える最終プロセスが「鉛」の代替品です。鉛は高品質の結晶を作るために加えられますが、生物にとっては毒性があり、水に溶けて自然界に流出する局面を避けたいと考えています。

 

有機無機ペロブスカイトの鉛を置き換える最有力候補が「スズ」です。スズは周期表に中で、鉛の真上に位置する元素で、鉛と似た電子配置のため簡単に置き換えることができ、科学的論理上、高いスペックが期待されています。

 

ペロブスカイト太陽電池の起源は日本です。桐蔭横浜大学の宮坂特任教授がペロブスカイトと呼ばれる結晶が光に強く反応する現象を利用して太陽電池への応用を研究し始めました。

 

もっとも、2009年発表した最初の論文では、発電効率が3.8%にとどまり、特に注目はされませんでした。

 

しかしながら、今では発電効率が20%以上と現在主流のシリコン系に近づきつつあり、あらゆるものがインターネットにつながるIoT機器の有力な主電源になるでしょう。

 

ペロブスカイト太陽電池関連に注目!

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