昨日の東京市場は前日の米国市場の続落から、日経平均、JASDAQ、東証マザーズ揃って安く引けました。ただ、三指数のなかで一番戻りの鈍い日経平均とて25日線からは未だ乖離しており、ここのところの急激な戻りに対する、微調整と考えてももう少しの値幅整理、日柄整理が入っても全く問題ないかと存じます。
東京市場は総じて材料銘柄、特に小型株の動きが抜群であることはすでに申し上げておりますが、これは米国市場も全く同じ構図です。
コロナ騒動による巣篭もりからテレワークや半導体、通販のアマゾン、動画配信のネットフリックスなどは好調ですが、他に目を向けると大幅な減益決算が連なります。
こうなるとどうしても相対的に一株利益を算出し、現状の業績、先の業績を普通に算出し、株価の割安度から投資を進める指数連動型のインデックスファンドは諸手を挙げて買うことができない。しかも米国市場ではこのインデックスファンドの比率が実に七割を超えている模様です。
これでは市場のテーマに即し、夢とロマン両手に掲げて育つ大化けする銘柄にはなかなか乗れないのも頷けます。
また話を日本に戻しても、当然米国で起きていることは日本でも同じあり、東京市場でもインデックスファンドの苦戦が伝わっております。
思い起こせば、暴落前の二年ぐらいはあまりファンドマネジャーの腕が必要とされない適温相場でしたが、このコロナ暴落を機にファンドマネジャーが個別の珠玉株を選別するアクティブファンドが明らかに幅を利かせ始めております。
日々の相場展開を見ても、投資信託に投資している方は、その投資先を考え直すいい機会ではないでしょうか。
プラスアルファとともに、夢とロマンが両輪の大化け銘柄に乗ってみてはいかがでしょうか!
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