ゴールデンウィーク中に日経新聞の解説記事に中小型株が復調との記事が記載されておりました。日経平均が三月六日以来の二万円回復で中小型株の上昇率が大型株を上回ったということです。
新興市場は常に個人の参戦が多いのですが、今回は外人投資家も結構参戦していることが数字でも出ているようです。
三月に手痛い打撃を受けたヘッジファンドですね。その後金融緩和の恩恵から、当欄でも再三指摘しておりますが、先物離れから値動きの軽い個別銘柄に照準を合わせております。
上昇率では日経平均比で東証マザーズが上回っていますが、米国市場でも小型株指数のラッセル2000は、ここ一週間ばかりの上昇率はダウ比で倍以上ということです。
当欄で申し上げていることが、どんどん現実化していて、このブログを読まれている方にとっては非常に参考になっているのではないかと嬉しく思います。
さて、こうなってくると新型コロナが実体経済への悪影響で二番底、三番底を取りに来ると警戒心を解けず、散々売って膨大なキャッシュを持っている中長期狙いのファンド勢は、どうもソワソワし始めてきております。キャッシュばっかり増えたファンドにとって怖いのは機会損失となる株高です。
常に運用成績を問われるファンド勢は、いつまでも指をくわえてはいられなくなるんじゃないでしょうか。所謂、持たざる恐怖です。
その反面弊社の調査でも個人投資家は、今回勿論それなりの痛手はうけましたが、その切り替えも早く、小型株好きは結構積極的に動き、いい回転をしております。やはり機を見て敏に小回りの利く個人は強いですな。ますます今後が楽しみです。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!