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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

経済対策も株式市場も、やはりアメリカが引っ張る?

  

政府による緊急事態宣言が出され、それに前後して緊急経済対策の骨子もまとまりました。安部首相は金額ベースで、実にリーマンショックのときの二倍にあたる108兆円という莫大なもので、これで国民生活を断固として守ってゆくと胸を張りました。

 

おおこれは素晴らしい、桜を見る会だのモリカケだの細かい問題はあっても安部首相はやはり国民を守ってくれる?一見金額だけ見るとそう思いましたが、いろいろからくりがあったようです。さすがバックに財務省です!個人の給付金とて五人に一人しか貰えず、しかも手続きはいつでもそうですが、関連機関を跨ぐ実に複雑怪奇!

 

国は国民から税金などお金を取るときは、実に迅速に動きますが、還付など国民にお金を出す、ないし戻すときは全く真逆に複雑で遅い!みなさんも言われるまでもなくそう感じてますよね。

 

また、リーマンショックあたりからこういう対策の金額の真水部分は幾らか、との議論が出るようになりました。これも言われ始めたころは、時の政権、並びに財務省はあやふやな答弁で逃げ回り、なかなか正確な数字を出しませんでしたが、この真水、実際に国が負担する金額のことです。ですから例えば今回の対策のなかで、企業に無利子、無担保でお金を貸しますというのは、いくら何十兆円だと言われても真水ではなく、ゆくゆくは回収されるお金です。

 

では108兆円のそのうち真水とは16兆円という、びっくりの数字で、しょぼく、けち臭い金額なんです。

 

ちなみに米国をと言うと、この真水部分だけで220兆円、一昨日更に、中小企業対策で40兆円追加され、260兆円に上積みされました。法律、制度的なものの多少の違いはあるにせよ、この危機意識の違いは驚きに値します。だから米国株は戻り高値をいち早く抜いてきている訳です。

 

じゃあ日本株は駄目なの?と心配することなかれ。日本は良い悪いは別にして所詮米国の子分です。親分が上がれば子分も上がります。現状の東京市場も個別銘柄はすでにその大きな流れが出始めております。

 

この欄でも何度も申し上げておりますが、シツコイかもしれませんが、今年後半戦は個人投資家が儲けられる時間帯なんです!

 

 

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