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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

リチウムイオン電池 実用化も目前

  

 スマートな社会を代表するインフラと言えば、今年のノーベル科学賞受賞となった「リチウムイオン電池」です。

 

 吉野彰名誉フェローをはじめ多くの日本の研究者がこの分野の発展に貢献しています。「充電すれば反復して使え、安易に持ち運べる電池を創ろうと…」そんな思いからです。

 

 私もこれを機にこの「リチウムイオン電池」について勉強してみました。リチウムイオン電池では、イオンが電極材料を出入りする“インターカレーション”と呼ばれる化学反応が極めて重要なことが分かりました。

 

 電池で重要視される部品は正と負の各電極と中間にはめ込むセパレーター、加えて電解質の4つです。各個に多種多様な種類があり、組み合わせ方は無数になります。至敵な組み合わせを突き止めれば、卓越した電池創造につながります。

 

 リチウムイオン電池は電圧が3.7ボルトと高く、充放電を繰り返してもパフォーマンスが衰えない長所を有しています。従来、使われていたニッケルカドミウム電池は、電圧が1.2ボルトと低い上、充放電を繰り返すとさらに低下する課題がありました。

 

 リチウムイオン電池は希有に発火する事態が起きるのは、電解液が漏れてリチウム金属と反応するためですが、固体の電解質を使う「全個体電池」にステップアップすれば、安全性が断然向上するほか、容量の拡大や充放電の迅速化、電池の耐久性などに活路が開けます。

 

 実用化も目前に迫っており、自動車向けや再生可能エネルギーなどとの組み合わせが、これから始まる資本市場での天下分け目の戦いとなるでしょう。

 

 リチウムイオン電池関連銘柄に注目!

皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!