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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

ホーチミン市に自動販売機を...

 

先日、約78年ぶりにベトナムのホーチミン市を訪問しました。驚いたことに「自動販売機」をあちこちに見かけるようになりました。

 

ホーチミン市のシンボルである68階建てのビテクスコ・フィナンシャルタワー1階には自販機が5台並置されていましたが、いずれも現金投入口はありませんでした。

 

ベトナムは硬貨が殆どなく、11年から鋳造もされていません。紙幣も少額の5000ドン(約25円)以下は品質が悪いので劣化が酷く、おつりを補充する手間も嫌われ、自販機が普及しませんでした。しかし、スマートフォンによる決済の普及で現地状況が様変わりしていました。

 

この自動販売機を利用するにはスマホに「トロ」というアプリをインストールする必要があります。名前、住所、電話番号を登録した後、クレジットカードか銀行振り込みで現金を電子マネー「VNT」に変換します。パスワードでQRコードがスマホ画面に表示され、それを自販機のコントローラーで読み取ります。

 

色々調べて見たら、首都ハノイでも昨年、観光地のホアンキエム湖の周辺に現金を入れる飲料自販機が設置されていました。ハノイ市人民委員会は18年中にQRコードを利用したスマホ対応の自販機を導入する予定です。

 

業界団体は現在約300台の設置台数が19年には600台に倍増し、その後も急増が続くと予想します。

 

ベトナムはIT産業の新興国でもあり、消費者がITの利用にも慣れ始めており、今後は自販機以外にもシェアサービスなど様々な新市場が立ち上がって行くことが想定できます。

 

成長、変化が著しいアジアの消費市場、日本の製造業も入り込む余地が多くあり、安全性の高い日本メーカーにもチャンス到来となるでしょう。

 

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