株式市場で小型株の売買が活発です。最近は、日経平均が安くなっても、東証規模別指数の『小型』は逆に高いことが多々あります。
世界景気や為替変動の影響を受けやすい大型株を敬遠し、鼻の利く個人投資家や一部の機関投資家が、内需関連の多い小型株に資金を集中させています。
小型株の構成銘柄は国内事業の比率が高く、為替に左右されないため、相対的に業績が安定しており当面、小型株が優位な相場が繰り広げられそうです。
長い期間で見ても現在は小型株の値動きがいい局面にあります。小型株指数を大型株指数で割った値は昨日現在1.99で、これは2000年以降で最高の水準です。
市場平均を上回る運用収益を目指すアクティブ投資家でも、銘柄を選別すれば運用収益を上げやすいと見て、小型株をさらに狙い打ちする動きも強まっており、差し当たり小型株中心の展開が続きそうです。
大型株の値動きが豪華客船なら、小型株は一気にスピードアップとなるクルーザーのようなものです。日経平均が軟調に推移しても、短期大幅高を狙うにはさほど悪くない投資環境であり、これから市場参加する投資家にとっては大きなチャンスでもあります。
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