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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

電力の自由化が必要

 

「東京電灯会社の電灯は極めて廉価なり」。
120年前の明治半ば、電気料金はこちらが安いと訴えるため、こんな新聞広告を出したのが東京電力の源流の企業です。
 
値上げを押し切ろうとしている今と違って電力業界には競争がありました。品川電灯、深川電灯、帝国電灯と、東京では新規参入が相次ぎました。今と違って地域の縄張りがなかった時代です。
 
電力事業の元祖の東京電灯も安穏としていられなくなり、電球の取り付けを無料にしたり、フィラメントが切れたら無償で取り換えたりと、サービス向上にも知恵を絞っていました。
 
最終的に、品川、深川、帝国の3つの電力会社は東京電灯に吸収され、東京電力となりましたが、現在、一般の家庭は東京電力からしか電気を買えず、値上げをのまざるを得なく、これこそが独占の弊害です。
 
現在、一般家庭や小規模オフィスなどへの電気供給は発電と送配電、小売りを一体として全国10社の電力会社のみに認めております。政府は、電力不足を和らげるには、送配電部門を政府の規制下に置いた上で小売りを全面自由化し、新規参入を促すよう電気事業法を改正し、早速、通常国会に提出するべきでしょう。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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