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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

2011年3月アーカイブ

「半値戻しは全値戻し」の本当の意味は...

 

「半値戻しは全値戻し」は相場格言として有名です。一般的には「半値まで戻した相場は勢いがあるため、全値まで戻す可能性が高い」と理解されておりますが、本当は「半値まで戻した相場では、全値戻しを期待せずに手仕舞うべき」と云う意味なのです。
 
株価は下落幅の半分戻るだけでも相当なエネルギーを必要とします。ここからもう一段の上昇となれば、さらに膨大なエネルギーが要ります。出来高で見ても、下落幅の半分付近の値段を越えてくると、出来高が突出してくることが多いことからも判断できます。いわゆる「戻り待ちの売り」と云うものです。
 
ですので、シコリ玉を抱えているなら、半値戻しで売却して早め早めの前向きな投資を心がけることが、賢明と云えます。
 
「いつか上がる」と我慢して成功する例もありますが、含み損のある株を保有し続けるデメリットは実に多いです。資金が拘束され他の有望株に投資出来ない、客観的に判断出来ずモノの見方が偏る、など。
 
売買の出口は、利喰いか損切りのどちらかしかありません。特に今回のような大暴落の後は半値まで戻した相場では、全値戻しを期待せずに損切りをするのが賢明です。
 
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国会議員の携帯電話は...

 

地震発生時に家族の安否を確かめようとしたら、携帯電話がつながらず、イライラした方も多かったと思います。しかし、国会議員の携帯電話は、このような非常時でも使えることをご存知でしたか?
 
2004年に新潟県中越地震が発生したのを機に、被害程度の確認や、関係機関とすばやく連絡が取れるようにと、国会議員の携帯電話は1台に限り、災害時に優先的に使えるようになったのです。
 
携帯電話会社に1日預ければ、中のチップを特殊なものに交換してもらえ、優先利用が可能となるのです。国会議員の他にも、大病院や警察、電力会社など国民の命を預かる人も、一部優先電話の使用が可能で、全体の5%程度のようです。
 
ちょっとうらやましい感もありますが、国民の生命や財産を預かるのが国会議員であるのですから是非有効活用してもらいたいものです。
 
震災は悲痛以外なにものでもありません。今回の災害をTVニュースで見ていて、決死の覚悟で原発の放水任務にあたった消防隊員や自衛隊、被災地域への救援物資を必死で届ける人たちやボランティアに駆けつける人々には本当に頭の下がる思いです。がんばろう、日本!
 
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サクラサク

 

桜前線が日本列島を駆け上がるとき、時計が少しだけ早く進む気がします。学校を卒業する子供たちがいます。新しい仕事に就く若者たちがいます。遠くに引っ越す友達がいます。無数の別れと出会いが凝縮する慌ただしい時、桜の花が笑顔と涙を彩ります。
 
「サクラサク」の合格電報が初めて登場したのは、今から50年ほど前の早稲田大学だったそうです。携帯電話やネットに押されて電報は姿を消しつつありますが、この短い一文の強さ、美しさに変わりはありません。
 
桜の花を頭に思い描くとき、人は自然に生命の勢いを感じるでしょう。曇り空の気分を吹き飛ばす力が桜の花にはあります。
 
桜咲く季節に、被災者の心の風景はどう変わるのでしょうか。今後の生活への不安があります。おカネの不安、仕事の不安、健康の不安など等…。例年より早い開花は、被災地に元気を吹き込んでくれるような予感がします。
 
今週は名実ともに4月相場入りです。株が上がれば、元気も出てくるものです。投資家心理も早く暖まってきてもらいたいものです。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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ボラティリティー相場が本格化!?

 

このたびの東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
 
さて、今回の地震のような“千年に一度”の出来事があっても日本株を買う外国人投資家の多さに驚かされます。
 
震災当日の311日、そして14日、15日で一時2000円を越す下げを演じた東京市場ですが、その後の急騰の立役者は暴落の最中を買いまくった外国人投資家です。
 
特に三連休明けの22日には、欧米中心に売り買い差し引き5800万株(金額630億円)と大幅に買い越しております。
 
歴史を振り返れば、8710月のブラックマンデー、95年の1月の阪神淡路大震災、978月のアジア通貨危機、019月の米同時多発テロ、089月のリーマン・ショックなど、東京市場は何度も大きな試練を乗り越えてきました。
 
とはいえ、最大の焦点は福島第一原発が危機を回避できるかどうかです。これ以上、事態が深刻化しなければ、復興活動に拍車がかかるばかりでなく、生産と消費への悪影響も食い止められ、「強弱対立のボラティリティー相場が本格化」する可能性があり、火中の栗を拾いに行くのも面白そうです。
 
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。
 

"前期比倍増の利益"の落とし穴?!

 

この業界に入って企業記事を書き始めたころ、先輩から注意されたことがありました。前期比倍増の利益が見込まれる企業に「大幅増益」と絶好調のように書いたところ「それは、違うだろう」と。
 
再度、よく見てみると前期は大減益で赤字すれすれでした。そこから回復しただけなので、利益倍増でも、実態はかなりの低水準であり「企業レベルも見ないと」とダメ出しされました。
 
自分にとって大変にいい勉強になり、それ以降、詳細に企業分析できるようになりました。
 
今回、千年に一度という巨大地震と云う危機がありましたが、その危機を乗り越え、新たな段階へ踏み出してきている企業も見えてきました。
 
当社オリジナル分析スキル『相場の匠・銘柄マックス』で更に精査したいと思います。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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株価の3要素

 

株価を決めるのは企業の価値、需給、および人気です。これを「株価の3要素」と云います。別の言い方ですと、ファンダメンタルズ(企業業績のほか、外部環境としての金利、為替、景気の動向、政局の行方、国際情勢など)、センチメント(市場心理、株式需給など)があります。
 
一方、投資家サイドの目的としては、売却益(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)の獲得がメインでしょう。勿論、株主優待の入手も大きな動機になります。
 
現在の株式市場は、今回の巨大地震によるパニック売りにより“逆バブル効果”があって、売買益と高配当利回りのダブルが狙える好環境下にあります。
 
何しろ、業績が好調にもかかわらず、配当利回りが5%から7%前後の銘柄がゴロゴロしております。個人投資家の方々には、ここは清水の舞台から飛び降りる気持ちで市場に参加してみては如何でしょうか。夏ごろには大きなリターンを得られると想定できます。
 
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チェス盤の上でチェッカーをしてはいけない

 

「チェス盤の上でチェッカーをしてはいけない」。経済学者でマクロ投資が専門のピーター・ナヴァロ氏の名言で、彼が挙げる「投資の原則」の1つです。
 
ナヴァロ氏は市場を巨大なチェス盤に例えて、市場全般の方向性を読み、出来るだけ多くのセクターの中から先手を取ることが大切であると説いています。
 
日本でも囲碁や将棋に強い相場師が数多くいますが、盤上の格闘技と云われるこれらのゲームを好むのは万国共通のようで、調べてみるとチェスの世界チャンピョンが残した名言のなかには「よい手を見つけたら、必ずもっとよい手がある」(ダミアノ)、「チェスは錯覚との戦い」(ツケルトート)、「脅かしはそれを実行しない方が威力がある」(タラッシュ)など、銘柄選択や売買の参考になりそうな言葉が残されております。
 
今回の巨大震災による原発の緊迫化で、様子見を決め込んでいる個人投資家の方々も多くいるようですが、過去にも○○ショックと云われるような激震がおき、株式投資などやりようがないように見えた場面こそが、最高の買い場となったことが殆どです。
 
投資家にとって今回の福島原発の緊迫化を「悲劇」に終わらすか、「災い転じて福」と成すかは要するに持ち駒の進め方次第です。チャンスはホームに入ってくる電車のようなものです。乗り込むことで先へと進めます。
 
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願う、震災復興!今後の市場は...

 

今回の悲惨な震災の犠牲となった方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。
 
弊社といたしましても少しでもお役に立ちたいとの思いと、社員からの強い申し出もあり、幾ばくかの義援金をお送りさせていただきました。一日も早い復興を切に願う次第でございます。
 
その願いを叶える意味でも、決して落ち込まず、阪神・淡路大震災の時の動向を参考に、前向きに今後の株式市場に臨んでまいります。
 
地震当日の日経平均終値(1万9241円)は前日比90円安でした。しかし、震災の深刻さが伝わるにつれ、翌日は一気に1000円以上の暴落となりました。その後、オウムのサリン事件も加わり1万5千円台まで下げ、率にして23%前後の下落となりましたが、5月には1万7千円台に、年末には2万円を回復しました。個別銘柄では「不動建設」(現・不動テトラ)が大暴騰となりました。
 
では今回はどうでしょうか。既に阪神・淡路大震災と同率の下落幅ですが、今回注目されるのが、巨大地震の翌日にゼネコンからハウスメーカーまで建設業からストップ高の続出となりました。これにより、原発問題が落ち着けば、まず最初に災害復興関連が注目されてくることが伺えます。
 
具体的には、土壌改良の「ダイセキ」(1712)、道路舗装の「日本道路」(1884)、橋梁大手の「ピーエス三菱」(1871)、地盤改良の「不動テトラ」(1813)、「ライト工業」(1926)、建設機械のレンタルの「ニッパンレンタル」(4669)、仮設住宅の「三協フロンティア」(9639)、「中央ビルト」(1971)、「日成ビルド」(1916)あたりは、既に動意含みですね。
 
さらに広い目で見れば、防災システムでは「セコム」(9735)、「能美防災」(6744)、「JFEシステムズ」(4832)、「ウェザーニューズ」(4825)耐震強化として免震ゴム関連の「ブリヂストン」(5108)、「東洋ゴム」(5105)、太陽光関連の「田淵電機」(6624)などにも注目しておきたいです。
 
但し、原発問題に終息への見通しが付くことが必要不可欠です。
 
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落ちるだけ落ちれば...

 

中東動乱に続き、わが国の巨大地震が短期的に世界経済に深刻な打撃を与えるのでは…?とも云われております。
 
しかし、わが国の国力を考えれば遠くない将来に官民を挙げての復興への力強い動きが始まり、大きな需要が喚起されるでしょう。先進国経済の回復シナリオに遅れがあっても、再び停滞に陥ることはないと考えられます。
 
また、異常気象をもたらしているラニーニャ現象も、6月には収まるとの観測見通しが出ており、食料価格の高騰も今回は一過性となる可能性が高くなってきております。
 
大地震、津波、原発事故と災害の連鎖が止まらない状況では、保有株の惨状を嘆いても仕方ありません。落ちるだけ落ちれば、あとは上昇するだけと考えれば、必ず光は見えてくるでしょう。
 
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日本の水処理技術は世界1

 

先日、仕事でサウジアラビアを初め、海外に長期滞在していた友人と話をする機会がありました。その友人は、海外にいて感じることは、「日本の凄さ、日本企業の底力にビックリする」と、云っておりました。
 
例えば、砂漠のど真ん中にあるドバイやサウジアラビアの首都リアドでは、街の至る所に噴水があり、水がジャンジャン出ているそうです。また、スーパーで売っているボトル飲料水も安くて美味しいとのことです。
 
この水の正体は、海水をポンプで汲み上げて、熱して蒸発させ、再び冷やして真水にする「海水蒸留水」と云われるもので、最新鋭の「多段式フラッシュ法」と云う技術が採用されたことにより、家庭用、緑化用、農業用に水が大量に供給できるようになったのです。
 
その造水プラントの建設やそのプロジェクトに必要なフィルター、ポンプ、浄水装置などの技術は、実はほぼ日本の企業のものだそうです。そして、これらの造水技術は、日本だけに留まらず今後、水不足が懸念されるアフリカ諸国や水質汚染が深刻化する日も遠くない中国やインドなどに進出していくでしょう。
 
蛇口をひねれば安全な水がでる日本にいると、なかなか気が付きませんが、日本の水処理技術は日本は元より世界中で必要とされていくでしょう。
 
人間が生活していく上で最も必要である“水資源”に注目です。
 
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石油の神様

 

新潟県の弥彦神社は石油の神様と云われております。境内には、日本最古とされる明治時代の石油精製装置が奉納されております。
 
地域の採掘会社を訪ねると部屋の一角に奉られた立派な神棚にお目にかかります。発掘の成功や作業の安全を祈るのだそうです。石油は工場で作り出す製品とは違います。もともと地球の秩序の中にある資源を吸い上げるだけです。だから、採掘に携わる者は、大自然への感謝を忘れてはならないのでしょう。
 
政府は東日本巨大地震でガソリンや重油など石油製品の供給に不安が出ているため、民間備蓄の放出を検討しております。また、東京電力は設立以来、計画停電を実施、国民生活や経済活動への影響が心配されます。
 
株式市場でも福島原発での水素爆発がドミノ倒し的に起きたことによって、想定を超える混乱が起きております。個人投資家の方は、ここはくれぐれも冷静に対処してもらいたいものです。
 
日本にはこれからも「原発」は必要不可欠でしょう。石油に代わる代替エネルギーは石炭・天然ガスもありますが、実際は地球温暖化の防止などの環境対策の観点からも「原子力」に代わるものはありません。
 
その石油の神様はいま何を思っているのでしょうか?!
たぶん、一刻も早い復興を祈っていることでしょう。
その気持ちは当社スタッフも一緒です。がんばろ~東北! 
ネットなどでも様々な噂が流れておりますが、根拠のない情報に惑わされ過度に心配することのないよう、対処して下さい。
 
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明るい未来が...

 

小中学校や高校の卒業式が全国で始まりました。これまでは一緒にいることが当たり前であった友達や先生と別れて、各々が新しい道に踏み出す日になります。
 
祝辞や答辞、合唱と続く長々しい式次第は、変化という現実を受け入れるための知恵なのでしょう。大切な何かを捨てるとき、失うとき、人は儀式を必要とするのでしょう。
 
物事は始まりより終わりが難しいものです。誰でも入学式より卒業式の方が心に深く刻まれるのではないでしょうか。「3月の風に想いを乗せて、桜のつぼみは春へと続きます」。今どきの卒業ソングが人気なのは、変化の向こうに明日を感じさせるからでしょう。
 
さて、このたびの地震被害も、一刻も早く変化の向こうに明るい未来が見えてきてほしいものです。一日も早い復旧を心よりお祈りいたしております。
 
週明けの株式市場にも激震が襲いました。ほぼ売り一色の展開で前日比633円安の9620円と1万円を大きく割り込みました。しかし、下げは限定的との見方もあり、今こそ日本経済の力強い回復を期待したいものです。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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謹んで地震被害のお見舞いを申し上げます

 

東北地方太平洋地震の、すさまじい被災状況が次々に明らかになってきました。
 
皆様方も報道でお知りのように、壊滅的な被害を受けたのは、岩手、宮城、福島など東北各県の太平洋岸の街です。
 
地震により火災、津波、さらに福島原子力発電所のトラブルなど、異常な事態に陥っております。死者・行方不明者数も増え続けており、最大限の救援活動を実施してもらいたものです。
 
このたびの東北地方太平洋地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
                      平成二十三年 三月十四日

日本経済のパワースポットは?

 

最近、日本全国中でパワースポットが話題になっております。よく知られているのが「高尾山」や「伊勢神宮」などで、日々、多くの人が訪れていると云います。
 
先日、家内と二人で高尾山にある薬王院を訪れてみましたが、確かにパワーを貰えたような気分になりました…。
 
では、“日本経済”のパワースポットはどこにあるのでしょうか。それは、やはり「東京株式市場」ではないでしょうか。株というものは上がってこそ嬉しいもので、株が上がれば経済は活性化して、個人消費も上向いていくものです。
 
なぜなら、自分の手持ち株が上がって高くなれば、人間誰でも嬉しい気分になって消費を増やすでしょう。普段は買わないような高級品や贅沢品なども、つい買ってしまうものです。
 
今年になってから、株式市場は順調な右肩上がりを形成しております。ですが、時には中東の民主化の高まり、新興国のインフレや金利上昇、南欧問題の燻り、国内政治の迷走など相場を冷やす問題も出てくるでしょう。
 
しかし、それらは逆に相場の持続性を高めるための、息の長い上昇相場のための、カンフル剤と心得ておけばいいでしょう。
 
皆様方からの投資相談を随時承っております。
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新たな分野に挑戦する企業が狙い目

 

既に3月中旬なのに暖かくなったと思えば、寒さがぶり返し皮膚感覚ではなかなか春本番とは言い難い昨今です。
 
しかし、目の痒みと鼻のむずむず感が、何よりも雄弁に春の到来を告げております。そう、現代の「国民病」とも呼ばれている“花粉症”です。患っている日本人は2000万人に上るようです。
 
戦後復興とそれに続く高度成長で木材需要が爆発的に増え、そのためのスギの植樹を過剰に推進した人(林野行政)の作為が根本にあります。
 
つまり、花粉症の蔓延は戦後復興と高度成長の副産物と云えます。
 
昭和40年代のオイルショック時の話になりますが、当時、日本経済は今の日本のように厳しい局面にありました。そのとき従来の主力ビジネスを見直し、新たな分野に挑戦した企業はその後、超一流企業へと大きく変貌を遂げました。
 
単なるトランプの小さな会社から世界最大級のゲーム機メーカーへとステップアップした「任天堂」、感光紙一枚の技術からデジタルネットワークによるソリューションを核に事業を展開している「リコー」、プレハブメーカーから日本有数の住宅メーカーに成長した「大和ハウス」などが上げられます。株価は、いずれも“大化け”となりました。
 
今の日本でも「新たな分野に挑戦する企業」は狙い目だと云えます。
 
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気がかり材料に乗じて...

 

相場は得てして『天の邪鬼』です。株式環境は○○ショックや○○危機で、株式投資などやりようがないように見えて、実はそう云う場面こそが最高の買い場となることが殆どです。
 
今、リビア、イランを初めとする中東周辺が民主化を求めて、動乱状態にあります。しかし、民主化は“正しい戦い”であり、かつての中東戦争とは意味合いが全く違います。
 
危機は、危機として認識されると危機ではありませんし、また、株式市場はどんな気がかり材料にも慣れてしまうものであり、今のような時こそ、積極的に仕込むべきでしょう。
 
相場には大きな転換点という時が来るものです。株式投資とは、自分を信じて、その信念に賭けることができるかどうかが重要なポイントとなります。
 
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“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。
 

人生は一度きりです。

 

人生は一度きりです。一日は一生の縮図です。一刹那、一瞬間の積み重ねが一日になり、一日の積み重ねが一ヶ月になり、それがさらに積み重なって一年になり、一生になります。時間は有限ですから、無駄遣いは禁物です。
 
株式投資の重要な要素の一つに「継続」があります。株式投資をやり続けることで、人生を素晴らしいものに変えていくことも可能です。
 
他の投資家の方々が驚くような大きな成果、大きな儲けも、実は株式投資をコツコツとやり続けた結果であることがほとんどです。日々、継続することによって、今まででは手に出来なかった大きなリターンも得られるようになります。
 
「継続」というものは、人生を豊かにする秘訣だと思っております。それが、行き詰まった時でも現状を打開し、成功に至る確実な道なのです。
 
株式市場では、「歴史は繰り返す」とか「歴史の教訓に学ぶべし」と云う教えがありますが、苦い体験は教訓として生かしつつ、気持ちをリフレッシュして、将来に向けた資産形成をやり直すには、今はいいタイミングではないでしょうか。
 
優れた投資顧問を持つことも、大切な資産形成です。
 
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悔いの八千度(やちたび)

 

日本の言葉にポルトガル語で解釈を施した『日葡辞書』に、《Cuino yachitabi》という項目があります。「悔いの八千度(やちたび)」、何度も後悔することを云います。
 
辞書が編まれた慶長年間(17世紀初頭)には、ごく普通に用いられる言い回しだったようです。「八千」は「たくさん」の意味と云いますが、いつの世も、人は悔いの種を撒き散らかしながら生きていたのでしょうか。
 
しかし、株式投資においては、命の次に大事なおカネを投資しているのですから、“悔いの八千度”は、極力避けなければなりません。「私が買うと株価が下がり、私が売ると株価が上がる」或いは「儲かる時は僅かなのに、損する時は大損だよ」と、ご自分の投資成果に満足されていないようなら、戦略の転換を考えてみては如何ですか。
 
昔からの格言でも「買い難い相場は高い」と云います。
今回の中東情勢にビクビクし過ぎて、今の相場に様子見を決め込んでいると「もっと早く相場に参加すべきだった」と後々になって後悔するような相場に発展する気がします。
 
個人投資家の方々には、ここは積極的に市場に参加して、大いに儲けて頂きたいものです。
 
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悪材料は知ったらオシマイ

 

株には「噂で買って事実で売れ」という格言があるように、ニュースになってから買っても高値掴みをしてしまうだけです。
 
つまり「投資家にとって一番大切な技術は、その時点ではまだ一般に認められていない価値を人より先に見分けられる能力」です。
 
株式市場を取り巻く環境は次第に好転の気配を見せてきております。好材料だけではなく、南欧問題もそうであったように中東情勢などの悪材料も「知ったらオシマイ」で、あとは改善を評価していく展開が期待できます。
 
個別銘柄を冷静に選別しても“面白い銘柄”が続々と浮上してきました。いずれにせよ、これからは株を持っていない人の“持たざる恐怖”が徐々に大きくなってきそうです。
 
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「天動説」と「地動説」

 

ガリレオの時代は地球が動くのではなく天が動くと信じられておりました。いわゆる天動説ですが、その時代に「動くのは地球だ」と唱えていたのがガリレオでした。
 
宗教上の理由もあって天が動いていないと具合が悪い支配層が現れ、遂には処刑されるに至るのですが、そのガリレオの最期の言葉は「それでも地球は動く」だったとか。
 
今の世界も同様に「天動説」と「地動説」が入り乱れて、いったい真実がどこにあるのか不明になっている感が強いです。
 
「北方領土はわが国の領土」と豪語したロシア大統領も、つまるところ天動説ですし、独裁政権が続いていた中東諸国の多くも、結局は驕りにも似た天動説行動で自ら墓穴を掘ったのでしょう。
 
ガリレオの時代に限らず、いつの時代にも天動説はあるようです。
市場も同様に価格は乱高下しながらも、いつかは正しい価格に落ち着くものです。
 
市場は参加者の心理が働くために時として「天動説」が信じられたり、再び「地動説」に戻ってきたりします。だからこそ面白くもあり、投資家はそこに魅せられるのです。
 
しかし、大切なことは自分なりに軸足をきっちり定めておくことです。自らの立ち位置が定まっていれば「石が浮かんで木の葉が沈む」といった異常も察知できますし、どう行動すれば沈んでいる木の葉を見つけられるかも分かってくるはずです。
 
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次に賭ける闘争心も必要!

 

乾坤一擲(けんこんいってき)と云う熟語があります。「乾坤」とは、天と地のことです。「一擲」とは、全てを投げ打つことです。すなわち、運命を天に任せ、のるかそるかの大勝負に出ることを云います。
 
相場の世界でも、個々の取引機会においては乾坤一擲と云う気持ちを持つことが大事です。このような気迫があってこそ、個々の取引で勝ちきることができるからです。
 
この言葉を好んで使う人は少なくありません。古の武人は、どこかで全てを投げ打っても、勝負に出なければならない時があるのです。現代の企業経営者や一流スポーツ選手、或いは投資家も成功のために、全てを懸けて事に臨むべき場面があるということでしょう。
 
例えば、個人投資家の方は大きな暴落相場を経験すると、後遺症としてその残像が目に焼きついてしまいます。ちょっとした不安材料にも過敏に反応する一方で、新しい好材料は懐疑的な目で見てしまい、理屈の上では買いのサインと分かっていても、現実には様子見を決め込んでしまいます。
 
しかし、こういう時に逃げてばかりでは、株式市場では勝てません。次に賭ける闘争心が何よりも大事なのです。
 
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私設取引システム(PTS)の台頭

 

証券会社が独自運営する私設取引システム(PTS)の株式売買が増えております。
 
日本証券業協会によると、市場全体に占めるPTSの売買高の比率は1月に過去最高の1.97%になりました。これは、昨年10月からカラ売りができるようになり、高速売買をする海外投資家が注文を増やしたのが主因です。
 
欧米では、PTSの台頭が取引所再編を促進しましたが、日本でもシェアが2%を超えると、市場として無視できないという投資家が多いです。
 
今後、日本でも利用に弾みが付く可能性が出てきており、欧米と同様な動きが起きるか注目されます。
 
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