東京証券取引所は、現在、午前11時から午後0時半に設けている昼休みを撤廃して、取引時間を拡大する本格的な検討を始めたことが先日、明らかになりました。
東証の取引時間は現在、午前9時から11時の「前場」と、午後0時半から3時の「後場」に分かれております。中国の上海、香港など、一部に昼休みを設けている市場はありますが、ニューヨークやロンドンなど、海外の主要取引所では、昼休みがない市場が主流です。
インターネット取引の拡大により、「昼休みを使って取引したいという個人投資家は多い」としてネット証券を中心に撤廃を求める声が強まっているようです。
東証は、世界的な流れを踏まえ、本格的な検討に入ったもので、年内をメドに結論を出す方向です。個人投資家にも大きな影響を与えそうです。
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